約 4,800,407 件
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1710.html
Xbox 360のゲームリスト Xbox Live Arcadeは別ページを参照にして下さい Earth Defense Force Insect Armageddon アーミー オブ ツー アーミー オブ ツー:ザ 40th デイ THE IDOLM@STER アイドルマスター2 赤い刀 真 暁のアマネカと蒼い巨神 -パシアテ文明研究会興亡記- アガレスト戦記ZERO Dawn of War アガレスト戦記 リアピアランス アサシン クリード アサシン クリード ブラザーフッド アサシン クリード ブラザーフッド スペシャルエディション アサシン クリードⅡ アサシン クリードII スペシャルエディション あつまれ!ピニャータ あつまれ!ピニャータ ~レッツ☆パーティー~ あつまれ!ピニャータ2 ガーデンの大ぴんち アバター THE GAME アポカリプス ~ディザイア ネクスト~ アラン ウェイク アリス マッドネス リターンズ アルカナハート3 Arcania Gothic 4 ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 Eat Lead マットハザードの逆襲 INSTANT BRAIN インファーナル:ヘルズ ヴェンジェンス インフィニット アンディスカバリー VANQUISH ヴァンパイアレイン ウイニングポストワールド 2010 Warhammer 40,000 Space Marine エースコンバット アサルト・ホライゾン A列車で行こうHX ESCHATOS -エスカトス- SBKX Superbike World Championship -JP EDITION- エスプガルーダII ブラックレーベル Xブレード NHL 2K10 NBA エリート11 NBAライブ09 NBAライブ10 NBA 2K10 NBA 2K11 NBA 2K12 F1 2010 F1 2011 MLB 2K10 MLB 2K11 EA SPORTS 総合格闘技 L.A.ノワール エルシャダイ ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST The Elder Scrolls IV オブリビオン The Elder Scrolls IV オブリビオン Game of the Year Edition 円卓の生徒 エンド オブ エタニティ 黄金夢想曲X オトメディウスX オトメディウスG オペレーション フラッシュポイント ドラゴン ライジング オペレーション フラッシュポイント:レッド リバー 俺の嫁 ~あなただけの花嫁~ カーズ2 カオスヘッド ノア カオスヘッド らぶChu☆Chu! 体で答える新しい脳トレ The Gunstringer ガンダム無双インターナショナル ガンダム無双2 ガンダム無双3 Gears of War Gears of War TWIN PACK Gears of War 2 Gears of War 3 ギターヒーロー エアロスミス Kinect アニマルズ Kinect アニマルズ -フシギな島のなかまたち- Kinect ジョイライド Kinect スポーツ Kinect スポーツ:シーズン 2 キャサリン キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ ぎゃる☆がん ザ・キング・オブ・ファイターズ XⅡ QUANTUM THEORY Crysis Crysis 2 CLASH OF THE TITANS:タイタンの戦い CLANNAD グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ グランド・セフト・オートⅣ グランド・セフト・オートIV コンプリートエディション クロスエッジ ダッシュ CROSS†CHANNEL ~In memory of all people~ クロスボード7 ケイン&リンチ デッドメン ケイン アンド リンチ2 ドッグ・デイズ ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA code_18 コール オブ デューティ ブラックオプス コール オブ デューティ ブラックオプスII コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア コール オブ ファレス ザ・カルテル ゴッドファーザー ゴッドファーザーII コリン・マクレー ダート2 ザ・コンビニ 200X The Saboteur 侍道3 サムライスピリッツ閃 ザ・シムズ3 Shadows of the Damned Just Cause Just Cause 2 シャドウラン 車輪の国、向日葵の少女 ジャンライン シュタインズ・ゲート Steins;Gate ダブルパック Steins;Gate 比翼恋理のだーりん シューティング ラブ。200X ショーン・ホワイト スケートボード シンギュラリティ 真・三國無双 MULTI RAID Special 真・三國無双4 Empires 真・三國無双4 Special 真・三國無双 5 真・三國無双 5 Empires 真・北斗無双 スーパースターズ V8 レーシング スーパーストリートファイターIV スケート スケート 2 スケート 3 Star Wars The Force Unleashed スターオーシャン4 ストークト ストークト:ビッグエアーエディション ストライクウィッチーズ 白銀の翼 ストラングルホールド ストリートファイターIII 3rd STRIKE ONLINE EDITION ストリートファイターIV スナイパー ゴーストウォリアー スプラッターハウス スプリームコマンダー2 SPLIT SECOND スプリンターセル コンヴィクション セイクリッド2 Saints Row - THE THIRDE - Saints Row 2 旋光の輪舞 DUO 戦極姫2 ~葉隠の乙女、風雲に乗ず~ 戦国無双2 戦国無双2 猛将伝 ソウルキャリバーIV Sonic s Ultimate Genesis Collection ソニック フリーライダーズ ソニック ワールド アドベンチャー ダークサイダース~審判の時~ ダート3 TERMINATOR SALVATION タイガー・ウッズ PGA Tour 09 タイガー・ウッズ PGA TOUR 11 WRC -FIA World Rally Championship W.L.O.世界恋愛機構 ダブル クラッチ WWE オールスターズ WWE 2010 SmackDown vs Raw WWE SmackDown vs. Raw 2011 タユタマ -Kiss on my Deity- dungeon siege 3 ダンスエボリューション Dance Central Dance Central 2 ダンテズ・インフェルノ ~神曲 地獄篇~ 地球防衛軍3 Child of Eden Champion Jockey Gallop Racer & GI Jockey ディアーリオ リバース ムーン レジェンド テイルズ オブ ヴェスペリア デウスエクス デカスポルタ フリーダム デススマイルズ デススマイルズII X 魔界のメリークリスマス テストドライブ アンリミテッド テストドライブ アンリミテッド 2 鉄拳6 Dead Island DEAD SPACE DEAD TO RIGHTS:RETRIBUTION デッドライジング デッドライジング2 デッドライジング2 オフ・ザ・レコード Deadliest Catch Alaskan Storm Devil May Cry 4 DUNAMIS15 天外魔境 ZIRIA ~遥かなるジパング~ 電脳戦機バーチャロン フォース トイ ソルジャーズ:コールド ウォー ★ Too Human トゥームレイダー:アンダーワールド TWO WORLD 2 トップスピン3 トップスピン4 怒首領蜂大復活Ver1.5 怒首領蜂 大復活 ブラックレーベル 智代アフター ドライバー:サンフランシスコ Dragon Age:Origins Dragon Age:Origins-Awakening ドラゴンボール レイジングブラスト ドラゴンボール レイジングブラスト2 Dreamcast Collection ドリームクラブ ドリームクラブ ZERO TRIPLE PACK -Xbox LIVE ARCADE Compilation- TROY無双 Tropico 3 Knights Contract NINETY-NINE NIGHTS NINETY-NINE NIGHTS II ナムコミュージアム バーチャルアーケード NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストーム2 ニーア ゲシュタルト ニード・フォー・スピード アンダーカバー ニード・フォー・スピード シフト Need for Speed ProStreet Need for Speed Hot Pursuit NINJA GAIDEN 2 ニンジャブレイド ぬらりひょんの孫 百鬼繚乱大戦 nail d Naughty Bear のーふぇいと!~only the power of will~ NO MORE HEROES 英雄たちの楽園 信長の野望・天道 BIOSHOCK BIOSHOCK 2 バイオハザード リバイバルセレクション バットマン アーカム・アサイラム バットマン:アーカム・シティ バトルファンタジア バトルフィールド:バッドカンパニー バトルフィールド:バッドカンパニー2 バトルフィールド 3 Bulletstorm バレットソウル -弾魂- パワースマッシュ4 バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦 Hunted:The Demon’s Forge Piaキャロットへようこそ!! 4 ~夏の恋活~ ビューティフル塊魂 Far Cry 2 FIGHTERS UNCAGED ファイトナイト チャンピオン ファイトナイト ラウンド4 ファイナルファンタジーXIII アルティメットヒッツインターナショナル ファンタシースターユニバース ファントムブレイカー F.E.A.R. 3 FIFA 09 ワールドクラスサッカー FIFA 10 ワールドクラスサッカー FIFA 11 ワールドクラスサッカー フェイスブレイカー Fable III Fallout New Vegas Fallout 3 フォルツァ モータースポーツ 3 Forza Motorsport 4 FUEL ブラーレーサーズ フラクチャー ブラザー イン アームズ ヘルズハイウェイ Brink プリンス・オブ・ペルシャ プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂 ブレイブルー ブレイブルー コンティニュアム・シフト プロジェクト シルフィード フロントミッション エボルヴ Halo Wars Halo Combat Evolved Anniversary Halo Reach Halo 3 Halo 3 ODST べヨネッタ ベルベット アサシン H.A.W.X 北京オリンピック2008 H.A.W.X. 2 Borderlands Borderlands Game of the Year Edition Portal 2 HOMEFRONT 北斗無双 ポップキャップ アーケード~楽しさ、いっぱい。アクション&パズル7パック~ マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス MARVEL VS. CAPCOM 3 マインドジャック マグナカルタ2 魔人と失われた王国 マスエフェクト マスエフェクト2 街ingメーカー4 マッデン NFL 09 マッデン NFL 10 マッデン NFL 11 Mafia II マブラヴ マブラヴ オルタネイティヴ まもるクンは呪われてしまった! ミッドナイトクラブ:ロサンゼルス 虫姫さまふたり Ver1.5] 無双OROCHI 無双OROCHI 魔王再臨 むちむちポーク!&ピンクスゥイーツ 迷宮クロスブラッド リローデッド メジャーリーグベースボール 2K8 MEDAL OF HONOR メタルギア ソリッド HD エディション メタルギア ソリッド ピースウォーカー HD エディション メトロ2033 メモリーズオフ ゆびきりの記憶 メモリーズオフ6 ダブルパック メモリーズオフ6 ~T-wave~ メモリーズオフ 6 Next Relation 萌え萌え2次大戦(略)2☆ウルトラデラックス 桃太郎電鉄16 GOLD モンスターハンター フロンティア オンライン モンスターハンター フロンティア オンライン シーズン9.0 モンスターハンター フロンティア オンライン シーズン10 モンスターハンター フロンティア オンライン フォワード.1 ユアシェイプ フィットネス・エボルブ UFC 2009 UNDISPUTED UFC Undisputed 2010 ライオットアクト2 RISE OF NIGHTMARES 雷電Ⅳ ラスト レムナント ラジルギノア MASSIVE R.U.S.E. Rage レインボーシックス ベガス レインボーシックス ベガス2 RACE DRIVER GRID レゴ ハリー・ポッター 第1章-第4章 レッド シーズ プロファイル Red Dead Redemption Red Dead Redemption Undead Nightmare Red Faction Armageddon Red Faction Guerrilla レフト 4 デット レフト 4 デット 2 ロスト プラネット エクストリーム コンディション ロスト プラネット コロニーズ ロスト プラネット 2 ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009 ワールドサッカー ウイニングイレブン 2010 ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011 007/ブラッドストーン 11eyes CrossOver 2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会
https://w.atwiki.jp/9o8i7u6y5t/pages/408.html
ノーマディック・アサシン (ノーマディックアサシン) モンスター・星4・風 戦士族・シンクロ/効果 攻撃力2000/守備力 600 チューナー+チューナー以外の「ノーマッド」と名のつくモンスター1体以上:このカードを戦闘で破壊したモンスターはダメージステップ終了後に破壊される。 ノーマッドシリーズのシンクロモンスターの1体。レベル4のシンクロモンスターの中では攻撃力が高めでアタッカーとして使用でき、戦闘破壊したモンスターを道連れにできるのでなかなか優秀なモンスター。 ただ、速攻で高レベルシンクロモンスターを特殊召喚できるノーマッドの中では使用回数は少ない。ノーマッドの主力モンスターのレベルは3の為、あまりレベルが合わないからというのもあるが。どちらかといえば、ユニオンモンスターからの特殊召喚が多い。 関連項目 ノーマッド
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/244.html
【クラス】 アサシン 【外見】 あかがね色の忍び装束を着たくノ一。 現代風の斜めがけバッグを身につけている。 この状態では目元とポニーテールにした髪しか確認出来ない。 +霊基再臨LV1 鼻から下を覆っていた布が消え、可愛い素顔が明らかに。 また、手にはそれぞれ忍者刀と手裏剣が収まった。 +霊基再臨LV3 マフラーが付いた。忍びといえばマフラー……冷静に考えると何故に? 腰の帯もリボン結びになり、なんだか女の子らしさが増した。 +最終再臨 脇に抱えた千両箱から大判小判を惜しみなくばらまいている。超いい笑顔で。 これこそが彼女にとっての至福の時。邪魔をするのは野暮というものだろう。 【真名】 +第4節:ヤバいヤバいヤバいクリアで開放 日下茂平 【性別】 女性 【属性】 混沌・善 【ステータス】 筋力:D 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:C 【クラス別スキル】 気配遮断:A 自身のスター発生率をアップ。 サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 天狗の兵法:A 味方全体のNP獲得量をアップ[Lv.1~](3T) アサシンは相棒と共に、洞窟にいた天狗から様々な術を授かった。 といってもただ貰ったわけではない。修行の道は険しかった。 忍術:A 味方単体に回避状態を付与(1T)&味方単体のスター発生率をアップ[Lv.1~](1T) このアサシンの真骨頂は暗殺ではなく、修行によって身につけた忍術にある。 彼女は数々の忍術を駆使し、殺しではなく盗みを働くのである。 義賊:B+ 自身のスター集中度をダウン[Lv.1~](1T)&味方全体のHPを回復[Lv1~] 彼女は義賊であるが故に、悪人から盗んだものを独り占めするようなことはしない。 むしろ〝宵越しの金は持たぬ〟とばかりに、貧しさに喘ぐ民へと全て与えてしまう。 このスキルはその様な生き様が昇華されたものであると言える。 【宝具】 +『???』:第3節:取り戻せクリアで開放 『悪人落涙・貧者爆笑(あくにんらくるい・ひんじゃばくしょう)』 ランク:C 種別:対悪宝具 種類:Quick 敵全体の攻撃力ダウン[Lv.1~](3T)&スターを大量獲得〈オーバーチャージで効果UP〉 ↓強化後 ランク:C++ 種別:対悪宝具 種類:Arts 敵全体の攻撃力ダウン[Lv.1~]↑(3T)&スターを大量獲得〈オーバーチャージで効果UP〉&敵全体の攻撃力を大ダウン(3T) 【マテリアル】 +キャラクター詳細 にっくき悪人泣かすため! 愛する貧者を救うため! 忍びの力を身につけた、無敵の義賊がここに見参! さぁさ皆様ご覧あれ! これが、これが、天狗仕込みの忍びの技ッス! +絆LV1で開放 身長/体重:158cm/49kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・善 性別:女性 「あたし、悪いことしてるつもりはないんで。そこんとこよろしくッス」 +絆LV2で開放 江戸時代中期頃に土佐藩で活躍した義賊。史実では男性と記されている。 その活躍ぶりからついたあだ名は〝土佐のネズミ小僧〟。 ただの民話出身かと思いきや、当時の人物が書いた〝巡水日記〟に記録されており、実在が証明されている。 +絆LV3で開放 茂平は貧しい農民の出で、どうにか死なずに成長すると庄屋へと奉公に出る。 するとここで運命の出会いを果たす! 彼女はその人物と相思相愛になるが、身分の違いによってあえなく破局。 そのことで庄屋の怒りを買った茂平はクビに。悲しみに暮れた彼女は死に場所を求めて彷徨い、やがて猿田洞という洞窟に到着する。 だがぼんやりと入っていくと、なんと天狗と遭遇! のちの相棒となる佐川市之丞と共に、忍術の修行に明け暮れることとなった。 +絆LV4で開放 やがて一人前の忍びとなった茂平は、相棒と共に肩を並べて義賊活動を開始。 金品や米をぎっしりと蓄えた豪商や豪農からそれらをかすめ取り、貧しい人に与えるという充実した日々を送る。 だがある日に高知城へと盗みに入った際、ついつい二人で宴会用の酒を飲んでしまい、あろう事か現場で熟睡。 当然捕まった二人であったが、茂平は小さなネズミに変化して縄を解き、鳶に化けた相棒の背に乗って悠々と脱出した。 だがそれを最後に、茂平達はとんと姿を見せなくなったという。 +絆LV5で開放 『悪人落涙・貧者爆笑』 ランク:C 種別:対悪宝具 盗みによって悪をくじき、ひもじさに泣く善を助ける。だけども殺しは御法度よ。 そんな日下茂平の信念と、彼女の身体に刻まれた技術が昇華されたのがこの宝具である。 発動されたが最後、彼女に目を付けられた者の持ち物は綺麗さっぱりかすめ取られてしまう。 この世にはびこる転売屋やブラック企業のお偉い様方は気をつけよう。 もしかすると今夜辺り、消えたはずの茂平が目の前に現れるかも……。 +???クリアで開放 【絆礼装】 +絆LV10で開放 特異点に戻る
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/10742.html
FS/S34-079 カード名:“英霊”アサシン カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル: 1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【永】 相手のターン中、前列の中央の枠にこのカードがいるなら、このカードのパワーを+2000。 アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎 レアリティ:R illust. これまでと異なり、UBWのブースターでは「アサシン」として登場した佐々木 小次郎。 厳密な意味での「英霊」ではないはずなのだが、他のサーヴァントにあわせたのか、カード名は“英霊”となっている。 中央の枠においておけば、相手ターン中はパワー4500。相打ち持ちさえ出てこなければ、なかなかの場持ちが期待できる。 複数枚引いてしまうと腐るので、採用枚数はよく考えたい。 原作での柳洞寺の門番としての役割と、そこから離れることのできない様子をうまく再現した一枚だといえる。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5453.html
本項目ではファミコンソフト『マリオブラザーズ』と、そのアレンジ移植『帰ってきたマリオブラザーズ』について併記します。 マリオブラザーズ 概要 特徴・システム 評価点 問題点 総評 アーケード版とファミコン版の差異 移植版 余談 帰ってきたマリオブラザーズ 概要(帰ってきた) オリジナル版との違い 評価点(帰ってきた) 問題点(帰ってきた) 総評(帰ってきた) 余談(帰ってきた) マリオブラザーズ 【まりおぶらざーず】 ジャンル アクション 対応機種 アーケードファミリーコンピュータ 発売元 任天堂 開発元 任天堂インテリジェントシステムズ 稼動開始日 AC 1983年7月14日 発売日 FC 1983年9月9日 定価 FC 3,800円4,500円(値上げ後) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象)※ファミコンミニシリーズ版より付加 配信 AC アーケードアーカイブス【Switch】2017年9月14日/823円(税8%込) FC バーチャルコンソール【Wii】2006年12月12日/500Wiiポイント(税5%込)【3DS】2013年5月8日/500円(税5%込)【WiiU】2013年5月29日/500円(税5%込) 備考 GBA『ファミコンミニシリーズ』第二弾(2004年5月21日発売) 判定 良作 ポイント 協力するか、争うか?ジャンプ制御が難しい マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 マリオシリーズとしては第1作目の作品。 配管工となったマリオとルイージが、下水に住む大きなカメ・カニ・ハエなどの敵をひっ繰り返し蹴飛ばして退治していく。 同名のアーケードゲームの移植作だが、こちらの方が知名度が高いため、本記事ではファミコン版を中心に解説する。 基本的にファミコン版はアーケード版から忠実に移植されたが、ハード性能からアーケード版より様々な仕様が変更され、一部ギミックも削除されている。 特徴・システム ゲーム内容 マリオとルイージ(1Pの場合はマリオのみ)は、左右のパイプから次々と現れる敵キャラクターをブロックの下からジャンプで叩いてひっくり返し、自機で接触して蹴り飛ばすことで退治していく。 ひっくり返った敵は放置すると復活してスピードアップする。突き上げても復活してしまうが、この場合スピードは変わらない。 ステージ下部の中央には3度叩けるPOWブロックが存在し、接地しているキャラに全て突き上げの効果を与えることが出来る。2回目以降のボーナスステージごとに復活する。 1体の敵を倒すごとにスコアアイテムのコインが落ちてくる。コインはブロックで突き上げる他、直に接触することでも入手可能。 最下段には小さな配管があり、そこに入ると敵は再度同じ状態で上の配管から出現する。プレイヤーキャラは配管に入ることは出来ない。 ステージは1画面ループ構成であり、画面端に行くと反対側から登場する。敵も最下段を除いてループする。全ての敵を退治すると1PHASEクリアとなる。 エンディングがない俗にいうループゲームであり、ファミコン版はPHASE17以降はPHASE13から、アーケード版はPHASE23以降ゲーム内容はPHASE16から22までのループとなる。 どちらもカウントはゲームオーバーまで継続されるが、画面上の旗による表示は大旗が5ごとの表示であるが25以降はずっと「KO」表示となる。 ボーナスステージも存在し、画面内に浮いているコインを時間内に全て収集することでパーフェクトスコアを得られる。 移動操作には慣性があり、移動中にレバーをニュートラルにしてもすぐには止まれない。 また、レバーを移動方向の逆に入れると一定距離を滑ってから方向転換する。レバー入れっぱなしで走るが、レバーを一瞬入れることで歩くこともできる。 2Pプレイの際は協力プレイとなるが、自機同士が接触すると勢いの強いほうが押し出され、勢いが同じだと押し合いになる。 ジャンプなどの際も同様で、他のプレイヤーを踏むと空中へノックバックしてしまう他、敵キャラと同じように足場下から突き上げられると浮き上がってしまう。 このため、近くで行動しているとお互いが邪魔をしあってしまうため、協力プレイの際は分担作業が必要となる。 逆に言えば仕様を逆手にとって、協力すると見せかけて敵にわざと当ててミスを誘うということも可能。 アーケード版のインストカードやコイン投入前のスタンバイ画面では「協力し合うか、それとも裏切るか…」という趣旨の英文フレーズ(*1)が書かれており、予め対戦・協力の2つのプレイスタイルを制作側が意図していたことが窺える。 実際、この仕様を利用した対戦ルールなども開発され、特にアーケード版では白熱した対戦を見ることが出来る。 敵キャラクター + 詳細 敵キャラクターは、他の敵やコインと接触すると方向転換を行う。ひっくり返された状態で一定時間放置された後に起き上がると色が変わり、移動スピードが早くなる。 また、全てが転倒していた場合を除き、移動中に最後の1体となったカメとカニは、最大スピードへと一瞬で変化する。 ()内の名称は、アーケード版のデモで紹介される名前である。 カメさん(シェルクリーパー) 動きが緩慢で叩きやすい。後の作品に登場するノコノコではない(*2)ので、歩行中に踏んだりしても返り討ちに合う。 ノコノコにより「亀は踏めるもの」というイメージが確立したため、後のマリオシリーズにおいてミニゲームとして収録された際には踏めないことを示すためトゲゾーに変えられていることが多い。 下から叩かれるとひっくり返るが、AC版のみ「復帰する際には甲羅を脱ぎ捨てて慌てた様子で甲羅に戻る」という、ユニークな演出が施されている。音楽スタッフの田中宏和氏の思い付きをそのまま採用したとか。 カニさん(サイドステッパー) カメより少し移動速度が速い。2回叩かないと転倒させられず、1度叩くと怒り出し、移動スピードが速くなる。 怒っている最中にスピードアップが乗ると自機では到底逃げ切れない凶悪なスピードになる。叩いた時のノックバックも大きい。 後発のリメイク作品でカメやファイターフライ(後述)などがキャラの差し替えを行われたり、名前の変更が加えられたりする中でも、一切変更が加えられない唯一のキャラでもある。 ハエさん(ファイターフライ) 飛び跳ねながら移動する敵。最後の1体になってもスピードは変わらないが、転倒から復帰すると他の敵と同じようにスピードアップする。ただし色の変化はなし。 当然ながら飛んでいるときは転倒させられないので、着地した瞬間を狙う必要がある。しかし一度転倒させるとゆっくり落下していくため、蹴り飛ばしやすい。 彼だけは「ファイターフライ」という名前が公式で採用されやすい。また、ファミコン版の説明書では化け物(*3)呼ばわりされていたりする。 スリップアイス(フリーズ/フリーザー) 顔のついた氷の固まり。一定距離移動後にその場に停止し足場一面を凍らせてしまう。撃破しないと凍った足場で滑りやすくなり、ミスが誘われやすくなる。当然、接触してもミス。1度下から叩けばそれだけで破壊出来る。 敵としてはカウントされておらず、他の敵を全て倒せば一緒に消える。 最上段、および最下段は凍らせない。 ファイアボール グリーンボール ファイアボールは時間が経つと上方から画面をバウンドしてくる火の玉。さらに長時間たつと勝手に消滅し、スピードアップして復活してくる。 グリーンボールは一定時間同じ場所にいると画面を横断するようにふらふら飛んで来る。 同じく敵としてカウントされていない。難易度設定の影響を受ける要素は実はこれだけである。それだけに殺意が高く、死因となることが多い。 足場ブロックに近い位置を通った際にブロックで突き上げると破壊して得点を得られる。ただし、次に出現した時のスピードが上がる。 パワー床を叩くと無条件で消えるが、この時は得点にならずスピードアップもしない。 評価点 単純明快なゲーム性と絶妙な難易度調整 敵を床下から突き上げて、敵を蹴り飛ばすだけというわかりやすいゲーム内容のおかげでとっつきやすく、誰でもプレイが出来る。『スーパーマリオブラザーズ』以降しかプレイした事がないとシステムの違いに戸惑うかもしれないが、理解の難しい内容ではない。 一方で、プレイしやすいというだけでゲームの難易度は決して甘くはない。敵のパターンは上記しかいないが、それらを巧みに組み合わせた難易度調整は実に絶妙。 自由度の高いゲーム性 本作の2Pプレイは基本的に協力プレイだが、先の通り対戦ゲームとしての側面もあり、他プレイヤーを罠に陥れる策がいくつも存在する。 倒れていた敵を蹴り飛ばそうとしている他プレイヤーに合わせて敵を叩いて起こし、ミスさせるという戦法はもはや定石。 他機と接触すると押し出すという性質を利用し、押し出される直前にスカして敵に当てるというやり方などもありで、かなり熱い読み合いが繰り広げられる。 問題点 ジャンプ制御の難しさ ジャンプする前はある程度制御出来るが、ジャンプした後が問題。このゲームは空中で移動制御出来ず(*4)、本作で操作に癖があると言われる原因である。ジャンプの感触が重い上に、自機そのものに強い慣性が働いていることも制御のし難さに繋がっている。後のマリオシリーズと比較しても、本作は特に制御しづらい。 パワー床に乗るためには慣性を理解する必要がある(普通に乗ろうとしてもパワー床上では止まれない)。具体的には、歩きながら(≠走りながら)ジャンプするか、(下ではなく)横のフロアからジャンプしないと乗れない。 ジャンプ軌道は、「走る(レバー入れっぱなし)」と「歩く(レバーを小刻みに入力する)」で変化する。また、この使い分けは凍った床などでも重要である。 一度他プレイヤーに打ち上げられると、場所によっては延々と垂直にノックバックさせられ続ける状態が起こる。これは対戦モードでは確殺のテクニックとして利用される。 ただしこの状態だとノックバックさせている当人も動けなくなる。もっとも、これをかけている方が超有利なことに変わりないが。 エクステンド設定の不自由さによるバランス崩壊 ノーエクステンド以外はどの設定でも初回以外は3万エブリであるので、結局は「3万エブリorノーエクステンド」であり店舗としては設定によって客層に合わせた調整をしにくい。 ある程度のサービスはしたいが長時間プレイはされたくない店などで、「6人設定&ノーエクステンド」という設定もよくみられた。こういった店では2人プレイに2クレジット要求されることも多かった。 この反省からか、以後の任天堂作品ではアーケード撤退まで「初回エクステンドとエブリエクステンドを個別に設定可能」と設定の幅が広げられている。 ファミコン版ではエクステンドは1回限り。 エクステンドに起因するキルスクリーンも存在する。カンスト寸前のいわゆる「無限エクステンド」状態に入るとまず処理落ちし、その後残機255を超えた瞬間にゲームオーバーになる。このキルスクリーンはノーエクステンド設定では発生しない。 総評 単純明快、しかし奥が深いという任天堂のゲームらしさを体感出来る完成度の高いゲーム。 アーケード版と比べると演出の劣化、仕様の変更はややあるものの、ファミコン版でも本作の魅力を十分、再現しており、白熱したプレイが楽しめる。 アーケード版がオリジナルということで、後にマリオが主演して大ブレイクを果たした『スーパーマリオブラザーズ』と比べると知名度は低いが、現在でもリメイク版が登場したりステージモチーフとして利用されるなど、非常に愛されたゲームであるといえよう。 アーケード版とファミコン版の差異 基本的には容量の関係で削除されたものが多い。 ドット絵の違い スプライト横並び数の限界によりファミコン版は敵キャラが幅狭になっている(オリジナルの横16ドットに対し8ドットまたは16ドット交互点滅)。火の玉の大きさの違いは特に顕著で、アーケード版はかなり大きいうえに軌道も複雑。 消すと火の玉の移動速度が高速化するが、アーケード版はただでさえ判定が大きいのでかなり脅威である。 色が変わっていくパターンもアーケード版とファミコン版で異なる。例えばカメさんなら「アーケード版・緑→紫→赤、ファミコン版・緑→赤→全身青」など。 マリオとルイージの配色が違う。特にルイージはアーケード版のほうが現在に近く、ファミコン版では白のオーバーオールへと変更された。また、アーケード版では白目に黒目の入ったデザインで天井を叩く際に目線を上に向けるなどリアクションも細かく作られていたが、ファミコン版では再現されていない。 マリオの配色が『ドンキーコング』とも現在とも異なり、アーケード版では「青い帽子とつなぎに赤いシャツ」。青い帽子のマリオはシリーズ通しても珍しく、後には『スマブラDX』のカラーチェンジに採用された程度である。本作ではイメージカラーも赤ではなく青で、筐体やタイトルロゴの配色に反映されていた。ただしファミコン版では色数制限から髪の色が青くなった関係か、赤い帽子である。 アーケード版からファミコン版で削除された演出 アーケード版では火の玉やつららにやられるとキャラクターが燃える・凍るといったミス演出があったが、ファミコン版は通常敵に触れた際の演出と同じ。また、下水道が舞台ということでやられて画面下に落下した際は水しぶきが上がる演出があるが、これも削除されている。 カメさんは転倒からの復活時、甲羅を脱いで再び入り直す演出がアーケード版にあったが、ファミコン版は起き上がるだけである。 また、この演出がないためカメさんの復帰速度が事実上、AC版よりも早くなっており、そういう意味ではファミコン版のほうがやや難易度が高まっている。 アトラクトデモの削除 PHASE 1,5,7,9にステージ開始前に挿入される敵の倒し方を説明するデモが削除されている。 タイトル画面で裏返しで降りてきたロゴをマリオとルイージがひっくり返す演出が削除されている。代わりにタイトルBGMが追加された。 アーケード版専用ギミック・つらら アーケード版PHASE17から登場する(最上段の床の色が青になる)。最上段からつららが段々と形成され、完成すると下に落下する仕掛け。 下のブロック床での突き上げ判定に重なるまで成長すると、ブロックから叩いて破壊出来る。 移植版 本作品は様々なハードに移植・リメイクが行われている。 『帰ってきたマリオブラザーズ』 永谷園とのタイアップで発売されたリメイク版。詳細は以下参照 『Mario Bros. Classic (海外のみ 1993年発売 NES)』 ヨーロッパ限定で発売されたNES移植版。内容自体は上記のディスクシステム版に準拠(永谷園関連のみは削除されている)しつつAC版のアトラクトデモが再現されており、完全版といえる内容になっている。 FC『スーパーマリオブラザーズ3』 2Pプレイ時に他方のプレイヤーが居る場所に重なってAボタンを押すと、本作をベースとした対戦ゲームが発生することがある。ルールは若干異なっている。詳細は同項目参照。また、本作以降はノコノコと混同して踏めると勘違いされることを避けるためか、カメさんがトゲゾーに差し替えられている。 SFC『スーパーマリオコレクション』版 本作では『マリオ3』のタイトル画面から直に開始できる独立した「バトルモード」でも遊べるようになった。 「バトルモード」では『マリオ3』本編と少しシステムが変わり、スーパーマリオの状態から始まる、ノコノコが登場し踏んづけて蹴飛ばせる…と、さらにバトル向きの内容にアレンジ。 回復要素としてスーパーキノコもある。もちろんこれを取ろうとしてきた相手に攻撃をかますという駆け引きも面白い。 なお、コインを先に5枚取った方が勝ちというルールも併用されており、敵をひたすら倒してコイン収集に勤しむという戦法もあり。 GBA版(『スーパーマリオアドバンス』/『スーパーマリオアドバンス2』『スーパーマリオアドバンス3』/『スーパーマリオアドバンス4』/『マリオ ルイージRPG』内に収録) コレクション版のリメイク。『アドバンス』シリーズ全タイトルと『マリオ ルイージRPG』におまけモードとして同時収録されている。 最大4人同時プレイが可能。『USA』同様にしゃがみ大ジャンプができたり、空中での左右移動も可能になったりと、後年のスーパーマリオシリーズに近い操作性にアレンジされている。原作同様のステージクリア型の「クラシック」と、プレイヤー同士で戦い合う「バトル」の2つのモードを収録。 「クラシック」は、アーケード版とディスク版に存在したつららが復活しているほか、最上段の配管部分につららが出来たり、凍ることのなかった最上段の床が凍ったりするなど、操作性が向上した分難易度は上げられている。 残機が4以上溜まるようになり、敵を連続で5匹倒した時やボーナスゲームをパーフェクトでクリアした時など、原作より1UPの機会が増えている。 タイトル画面では、ファミコン版のタイトルBGMをバックに、アーケード版を再現したオープニングデモが挿入されるという豪華な仕様となっている。 「バトル」は、原作やコレクション版にはなかったアイテムやギミックが追加されている他、クッパが出現してプレイヤー達に攻撃をしてくるステージも存在する。 全てのソフトそれぞれに互換性があり、全員が同じ作品で統一しなくてもこのモードをプレイ可能となっている(例 『マリアド2』VS『マリルイRPG』等)(*5)。 WiiU版(『ルイージブラザーズ』として『スーパーマリオ 3Dワールド』内に収録) 特定の条件を満たすと遊べる『ルイージブラザーズ』というアレンジされた隠しゲームとして収録されている。 『New スーパールイージ U』(パッケージ版/追加コンテンツ版どちらでも可)のセーブデータがあれば最初から遊ぶ事が出来る。 ゲーム内容そのものはファミコン版と全く同じだが、マリオは登場せず、1P側・2P側両方共にルイージとなっている。1P側は現在もおなじみのカラー(緑の帽子・シャツに青いつなぎ)のルイージに、2P側は本作同様のカラー(白い帽子・シャツに緑のつなぎ)のルイージである。 GamePadからVCメニューが開けるので一応バーチャルコンソールソフトと同等の扱いである。 後にNintendo Switch版『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』にもそのまま再録されている。 ただし、こちらは『ルイージU』を収録した『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』との連動要素などは存在しないため、遊ぶには一旦ゲーム本編をクリアする必要がある。 Nintendo Switch版 アーケードアーカイブス『マリオブラザーズ』 ハムスターの「アーケードアーカイブスシリーズ For Nintendo Switch」の第1弾として、アーケード版が配信(*6)。34年越しにオリジナル版が手軽に触れられる機会ができた。 AC版の移植のため、仕様はもちろん、AC版のみにあったフィーチャーや演出を全て再現している。 Nintendo Switch『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』 ファミコン版が収録されている。 余談 あまり知られていないが、本作の始祖は、1983年7月14日に稼働開始したアーケード版ではなく、それより先の1983年3月14日に発売されたゲーム ウオッチ版である。 ゲーム ウオッチ版は舞台がビン詰め工場で、ベルトコンベアによって運ばれてくる荷物を落とさないようにマリオとルイージを同時に操作して運んでいくゲームだった。このゲームこそルイージのデビュー作である。 以後、ゲーム ウオッチ版だけでもマリオ登場作品が乱発されることとなり、様々な職業を転々とすることともなる。 ゲーム ウオッチ版は『ゲームボーイギャラリー3』『同4(*7)』に再録され、同作には現代風アレンジモード(ケーキを運ぶ内容に変更)も収録されている。 マリオがその後、任天堂作品の顔としてスター街道を驀進するのに対し、ルイージは上記のゲーム ウオッチで登場と草創期から登場しているにもかからわず不遇な扱いを受ける。 マリオと一緒に出ている作品は多いのだが、やっとパッケージに登場したのは5年後の1988年4月に発売されたファミコンディスクソフト『ファミコングランプリII 3Dホットラリー』。だが、それ以後はパッケージではマリオ単独登場が多い。そして彼が初めて主役をとなったのは実に19年後となるゲームキューブでの『ルイージマンション』。日本未発売の『Mario is Missing!』では主役だが、これも1993年で実に苦節10年。1990年11月発売の『スーパーマリオワールド』登場で初登場したヨッシーは『ヨッシーのたまご』(1991年12月)で、1992年10月発売の『スーパーマリオランド2 6つの金貨』で初登場したワリオは『スーパーマリオランド3 ワリオランド』(1994年1月)と、ともにわずか1年ちょっとで主役に抜擢されたことを思うと、ルイージは登場は多くてもやはり苦労人である。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』に、本作をモチーフとした「マリオブラザーズ」というステージが登場している。 「画面端がつながっており、ふっとばされていなければ左右でループして移動できる」という、『スマブラ』の基本ルールである「画面外に出るとミス」が(限定的かつ横方向のみではあるが)通用しない変わったステージになっている。 ただし、ふっとばされている状態で画面外に出てしまえば通常通りミスになる上、土管から出現する敵キャラに接触すると真横に大きくふっとばされてしまうという危険も。 敵キャラは攻撃を当てたり下から突き上げることでひっくり返すことができ、その状態であれば拾って相手に投げつけて攻撃することも可能。 当時任天堂と関係が深かったハドソンから、PC複数機種用に「パンチボールマリオブラザーズ」「マリオブラザーズSpecial」が出ている。基本的な画面構成や登場キャラ以外のシステムがほぼ別物のアレンジ移植である。 源平討魔伝のAC版とFC版の関係に近い。 対戦ゲームとしての本作 本作には、システムを考察したうえで定められたローカル対戦ルールが存在する。 特に有名なのは、アーケード版における「3面ルール」である。ファミコン版は3面がボーナスステージなため、これは適用出来ない。 これは、「3面をクリアするまでにどちらが相手の残機を多く減らせるか」というもの。また、クリア時点で残機が同じ場合、獲得スコアが勝敗の判定に利用される。 一見単純なルールだが、「先に敵を倒し、コインを獲得することで判定勝ちにおいて有利をとる」、「とにかく立ち回りで相手を罠に陥れて残機を一気に減らさせる」など戦術の幅が広く、大変盛り上がる。 なお、スコアのシステム上滅多に起きないが、同残機・同スコアだった場合はボーナスステージの次のカニさんが登場するステージで「1戦限りのサドンデスを行う」というルールが基本である。 帰ってきたマリオブラザーズ 【かえってきたまりおぶらざーず】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 発売元 任天堂 開発元 任天堂インテリジェントシステムズ 書換開始日 1988年11月30日 定価 400円(書換専用) プレイ人数 1~2人 判定 良作 ポイント バッチリ進化したシステム永谷園とのコラボで歴代最安値を実現サブちゃんとマリオが夢の共演 マリオシリーズ・関連作品リンク 概要(帰ってきた) 1988年11月30日にディスク書換専用として発売されたバージョン。 ディスクカード書換は本来ならば500円だが、永谷園のスポンサー契約により100円安い400円での書換を実現している。 『ディスクファクスイベント』とは違う形で1ヶ月前(10月23日)に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』ともコラボしたキャンペーンイベントも行った。 オリジナル版から一部システム面で改良されており、主にその変更点について記述する。 オリジナル版との違い アーケード版を基にした調整が行われており、遊びやすさが向上している。 後半のステージにおけるつららの出現やボーナスステージの足場が消滅する仕様が復活した。 AC版及びFC版ではジャンプ中の空中制御が一切できなかったが、本作で可能になったため操作性が向上した。 グラフィックがAC版に近くなった。敵キャラもドットデザインがほぼ忠実に再現されている。 かめさんが甲羅を脱いで着直すリアクションも再現されている。 それぞれマリオ・ルイージに名前が登録できる。 永谷園モードで始めるとゲーム開始前に登録した名前で「○○くん がんばれ!」のようなメッセージが出る。 「オリジナル マリオブラザーズ」と「永谷園ワールド」の2つのモードがあり、どちらも根本的なゲーム内容は同じだが、「永谷園ワールド」のみさらに追加要素がある。 ゲームオーバー時、一度だけスロットに挑戦でき、出目によっては復活できる。 マリオorルイージが2つ揃う(ハサミ目でも可)→1人マリオorルイージが3つ揃う→2人「永」「谷」「園」と揃う→4人チャレンジできる回数は得点によって1〜3回に変化し、上記いずれも満たさないまま回数を使い切ってしまうとゲームオーバー。 10万点、20万点到達時、画面でパスワードが発行され、そのパスワードを送る(画面写真でも可)と抽選で賞品が貰えた(1989年5月末まで)。 賞品は10万点で『スーパーマリオブラザーズ3』のトランプ、20万点で『スーパーマリオブラザーズ3』のゲームカセット。 上記のモード選択後、ゲーム開始前にCMが入る(下記3種類のうち1つランダム)。もちろん全て実在の商品で、「マリオ3ふりかけ」以外は現存する商品である。 お茶漬け海苔 ある意味本作の目玉の1つで、当時のTVCMで御馴染みのサブちゃんこと北島三郎氏とマリオたちが共演することで話題となった。 BGMは北島氏歌唱のオリジナルCMソングをアレンジしたバージョン。 五目チャーハンの素 暗闇の中でマリオとルイージが足場を持ってくると巨大な五目チャーハンの素の袋が落ちてきて、バックには明るい景色が広がる。 スーパーマリオブラザーズ3ふりかけ マリオとルイージが星を叩くと巨大なマリオ3ふりかけの袋が落ちてきて、その横に「マリオカレーもヨロシク」というメッセージが表示される。 当時、フレーバーのラインナップは3種類(+混ぜ込みタイプのおにぎりの素)存在したが、パッケージ的にはさけ味となる。 タイトル画面及び永谷園ワールドモードに新規BGMが追加された。 評価点(帰ってきた) ジャンプ中の方向制御が可能になり、遊びやすさが向上した。 グラフィックがAC版に近くなった。 復活スロットの導入。 単純に救済的な意味だけでなく、これ自体も地味ながら面白味のあるものだった。 復活に成功するとマリオがピョンピョン喜んで飛び跳ねるのも見ていて微笑ましい。 見ていて面白いCM。 マリオとルイージが永谷園商品をいろいろなパフォーマンスで紹介するのだが、ゲームでの特徴などもちゃんと取り入れられ、見ていて面白いものばかり。 中でも80年代当時に永谷園のCMに出演していた北島三郎とのコラボは必見。BGMもCMソングのFC音源アレンジとなっている。 問題点(帰ってきた) 「オリジナル マリオブラザーズ」のモードの存在意義が薄い。 開始前の応援メッセージと復活のスロットゲームがないだけの下位互換でしかない。 せめて「グラフィックがかつてのまま」「空中制御がきかない」などカセット版の特徴が引き継がれていたら差別化になっていたのだが。 総評(帰ってきた) 旧来のゲーム性はそのままに、操作性は向上し復活スロットなどのオプションが新たに追加されたことで、より一層良質のゲームとなった。 デモCMはゲームではないが見ていて楽しいものばかりで、中でも演歌の大御所北島三郎氏との夢の共演は非常に見もの。 キャンペーンに絡んだソフトとはいえ、オリジナル版とも差別化ができており、独自の魅力を持っている。 余談(帰ってきた) 他企業とのタイアップという性質上、本作品の移植・リメイクは全く行われておらず、現在の環境で入手・プレイするのはシリーズ中でも最も難しい部類に入る。また、本作オリジナルの追加BGMも一切音源化されていない。 また同時期は『スーパーマリオブラザーズ3』の陰に隠れてしまい、そこまで売れ行きは好調ではなかった。 1993年3月頃に店頭からディスクライターが撤去され、以降は任天堂側で書き換え対応していたが(*8)、2003年9月にサービス終了。回収されたディスクライターはほぼ全て廃棄処分され、現存するのは任天堂本社に保管されている1台のみ。任天堂公式サイトのトピックスにディスクライターの実物が公開されている。 ディスクシステム本体は故障しやすく、経年劣化により本体内蔵のゴムベルトが切れてしまうケースがほとんど。メーカーによる修理サポートは現在終了している。ネット上では自力で修理する方法が公開されているが、技術が無い限り自力での修理は困難。 そのため、現在ではソフト自身がちょっとしたレアモノとなっており、安価をウリにしていた当時とは逆に少々高額な中古ソフトとなっている。 また、キャンペーンの賞品の『スーパーマリオブラザーズ3』のカセットの方は、爆発的な売れ行きだったので現在からみればあまり意味はないと思われがちだが、キャンペーンの期間中である1989年初期は「爆売れ→在庫切れ」を繰り返して、安定した供給ができなかった時期(*9)で「お金はあるのに売っていない」というケースが多々あったと思われるので、そんな彼らからすれば本作のキャンペーンで念願かなって入手できたという人も少なからずいたことだろう。 後の『スーパーマリオアドバンス』シリーズに付属している『マリオブラザーズ』はジャンプ中の制御が可能であり、どちらかというと本作に近い仕様である。 ただし敵のグラフィックが変更されているなどリメイクに近い内容であるため、アーケードへの忠実さという点では本作に軍配が上がるか。
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/76.html
クリステイアーネ・フリードリヒ&アサシン ◆KQwctnrg6E 「戦争? 殺し合い? 全くもってくだらん。義に反する行いだ。私はこの戦を、否定する」 少女は凛として言い放つ。綺羅びやかな金髪と、真白い制服は彼女の高潔さをこれでもかと主張せんとばかりにはためいた。 そんな物言いを受け、対面に座する童女は溜息を漏らした。しかしそれでは決して向かい合った少女を嘲るような色が篭められてはいない。むしろ――姉妹を見守るような温かい感情が宿っている。 「ま、お前さんならそう結論付けるだろうと思った」 童女は小さな身体を揺らして薄く微笑んで見せる。その手には、童女の体型にはひどく不釣り合いな酒瓢箪がぶらさげられている。風紀の象徴とも言わんばかりの少女と、その振る舞いは対極の境地にあった。 されど。童女に現代人間社会の風紀は通じない。 なぜなら童女は、その小さな頭から捻れ伸びる双角が示す通りの人外存在。”鬼種”なのだから。 ◇ ◇ ◇ クリステイアーネ・フリードリヒは騎士である。 親を慕い、日出ずる国に夢を見て、和を学び、人生の宝に値する友を得た武士である。 何よりも正義を重んずる気高き乙女である。 たとえその融通を殺した正義が不和を生む事を顧みたとしても。 信じ続けた親に反する事になったとしても。 それでも彼女の心に義の心が絶える事は無かった。 故に――記憶を取り戻し、聖杯戦争の運びを知った彼女は真っ先にこの戦争を否としたのは、自明の理であった。 「他者の命を贄に得るべき願いなど――この私には存在しない。他の誰かにもあってはならない」 手元のレイピアは、偽りの世界にあってなお彼女の寄る辺として銀色の光を放つ。 それを見やって、サーヴァントはあえてクリスの「宣誓」を遮るように口を開いた。 「成らば人間。お前はその義を以って何を為す」 童女の姿から放たれる声色は決して子供のそれではなく、平安の世に憚った鬼としてのそれであった。 その鬼の言葉をクリスは動じる事なく聞き入れ、座する己がサーヴァントに向け力強く宣誓した。 「――自分はこの戦いを止める。こんな邪道は、地獄は、義に外れた理が世を司るなど、この私が認めんっ!」 この偽りの世界にも居た、愛すべき仲間たち。 その何れもが、例え偽物であったとしても。自分の様に正面から矛先を向ける形になるまいとも。 同じくしてこの戦争を肯定はしまいという確信が、クリスの確固たる信念を固めていた。 「ん。……ならそうしようじゃないか、マスター」 「え」 瓢箪の酒を一口。しかしサーヴァントはそんな力強い言葉を聞き、何でもない風に返すのだった。 呆気にとられたクリスは思わずぽかんと口を開く。双方の間にあった先ほどまでの緊張感は、とっくに霧散していた。 「いや、”え”ってさ。今のがただのポーズって玉でもあるまいに。どうしたよ」 「だって、内心こんなことを言ったら怒られると思ってたんだ」 すっかり勢いを削がれた風にクリスは小さく漏らした。彼女の喜怒哀楽を見て、その数倍の時を生きる鬼はやはり歳相応だなと笑う。 「怒られる、ねぇ。あっはっは、お前さんそれでもあんな事を言った訳かい」 「……ああ。例えそれがお前の意にそぐわない物だとしても、自分は信念を曲げて義に反する訳にはいかないからな」 どこかバツが悪そうに口ごもるクリスの頭を、愛おしそうに小さな手が撫ぜる。 立場が逆だと、見てくれの構図に赤らむ彼女を、この鬼はいたく気に入っていた。 「それが良かったのさ、マスター。お前の信念……というか、生き様がな。それだけで私がお前さんの義を全うするには事足りる」 「……萃香」 「アサシン、と呼ぶがいい。余り嬉しくない称号だが、真名を漏らして良い道理も無いよ」 慈しみに満ちたその言葉を、クリスは複雑そうな顔で受け止めてみせる。 ドイツで生まれ育った身ながら日本人以上に日本を愛し、その道に限っては軍師の渾名を持つ友に引けを取らぬ聡さを持つ彼女は、この鬼の本質を既に悟っていた。 「……『情けなしよと客僧たち、いつわりなしと聞きつるに、鬼神に横道なきものを』……か」 大江山の鬼の辞世の句。鬼のサーヴァントの最期を語る言葉が紡がれる。 鬼はその言葉を、どこかむず痒そうに聞いていた。 「言ってしまえば、そんなもんは我儘に過ぎないんだがな。しかし、よく知ってることだ」 「日本の文化はだいたい知ってるんだ」 えへんと胸を張るクリス。それ以外の成績を顧みれば決して無心に威張っていいものではないのだが。 まあ、趣味を磨くことは決して悪ではなかろう。今は成績を気に病む余裕のある時でもなし。 「邪道を以って征する――裏返せばそうするしか無かったって事なんだよ。 手を選んでいたら私は殺せなかった。謀を用いてでも首を狙われるだけの事を私はしてきた。 だからそれは畜生にも劣る人面鬼心にとり当然の報いで、死に様に今更は未練はないさ」 鬼は、平安の世の生に思いを馳せる。 その名を酒呑童子。源頼光に果たしてその首級を取られる事となった、鬼の頭領。 マスターであるクリスにとり、悪と言える伝説の持ち主は、昔話をするように自らの末期をそう語った。 「マスターが怒られるって思ったのは、私が悪い鬼だから殺し合いを望んでる。 もしくは憤死に未練を残して叶えたい願いがある、という様なもんを想像してたからだろう」 「ひ、否定はしない」 「怒らないってば。むしろ私の方がお前に怒られそうな生を歩んでるもんだがね」 鬼は苦笑いしながらマスターを諭す。すっかり保護者と子供の上下関係が出来上がっているが、こればっかりは年季の違いが生まれた摂理というものである。 「でも、ありゃあ全部私の中じゃ終わった話だ。今更どうこうしようって気は無い。 そもそも私は、こっちに呼ばれる以前に第二の生を歩んでいたからな」 「幻想郷って奴だったか? そっちは自分、聞いた事無いんだが」 「ま、何しろ幻想だからねぇ。現実に生きていたマスターが知らなくて当然の世界だよ。文字通りのな」 鬼は――酒呑童子でない、もうひとつの名を「伊吹萃香」としていた。 むしろこちらこそが鬼の本質であり、大江山の絵巻は現世の歴史に置き去りにしていたはずだった。 あるいは伝説としての「酒呑童子」が、幻想郷に生きる鬼としての「伊吹萃香」と混濁しこのサーヴァントを生んだのかもしれなkった。 しかし鬼はその答えには拘ってはいなかった。故にクリスには未だ語っておらず、その時が来るとすればこの不透明さを解明する事が是となる時だと考えている。 「そんな訳で――私は未練を晴らすため、とかじゃなくてさ。 お前さんの義を、『横道なき道』を導いてやりたくてここにいる……って事になる。 ……今更何を賢人ぶって。とか思ってくれて全く構わないよ。偉そうに言ったところで、これは単なる私の意地に過ぎんからな」 「……いや。そんな事を思うものか」 儚げに語ったその双眸を、義を宿した少女は蔑む事無く見据える。 畏れ深き伝説を纏った小さな手をクリスは両手で掴んだ。 「アサシンが過去にした事が何であれ。今ははこうして志を同じくする仲間に違いはない。 嘗ての悪鬼道理に暴虐を尽くそうという気がある筈でも無いんだろう? だったら、自分はお前を否定する理由などありはしないさ」 萃香を掴む手に宿った熱。その感覚を、萃香はどこか懐かしげに感じていた。 「この手を疑う事なく握り返す事が出来る。矢張り、こんなに嬉しい事は早々無いな」 「改めて願い入れる。自分に力を貸してくれ、酒呑童子……いや、伊吹萃香」 萃香は感慨深げにその「願い」を聞き入れた後、主の手を握り返す。 悪逆無道を尽くした鬼神が、正々堂々を尽くす人間の矛となる覚悟を結ばんが為。 「応さ。任せよマスター。お前の義は私が守るでな。 もとより私は、そのためにここにいるのだから」 【クラス】アサシン 【真名】伊吹萃香@東方project 【属性】混沌・中庸 【パラメーター】 筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:C 幸運:C 宝具:A 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 『密と疎を操る程度の能力』の霧状化に寄る運用。 【保有スキル】 怪力:A 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 戦闘続行:A+ 往生際が悪い。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 源頼光によって首を飛ばされてもなお、襲いかからんと悪あがきをした。 密疎操作:EX(A) あらゆる存在の密度を萃め、散らす力。 自身の身体や岩、意識などその干渉対象は多岐にわたる ただしこれは「伊吹萃香」としてのスキルであるため、「酒呑童子」が混ざっている アサシンが使用する場合には干渉に著しい制限がかかる。 伊吹瓢:C アサシンが持つ瓢箪。中の「酒虫」のエキスによって、 入れた水を酒に変換する事で、水がある限りはいくらでも酒が取り出せる。 【宝具】 『大江山百万鬼夜行(おおえやまひゃくまんきやこう)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1 #65374;99 最大捕捉:1000人 大江山の鬼の頭領たる酒呑童子、蜜疎を司る伊吹山の鬼たる伊吹萃香、両方の力が顕現した固有結界。 展開される心象風景は酒呑童子の支配した大江山と、伊吹萃香の起こした異変の象徴である宴会場が混じり合っている。 結界の内では茨木童子や星熊童子等、嘗ての配下の鬼たちが召喚されその暴虐を以って仇なす者に襲いかからんとする。 ただしこれらの軍勢は酒呑童子の記憶を核とし、伊吹萃香のに密疎を操る能力を一時的に開放、 応用して再現した事象再現であって独立サーヴァントの召喚を行なっている訳ではない。 そのため展開と維持に多大な魔力を擁するため、派手な力の割にアサシンらしい慎重な運用を必要とする。 また、この顔ぶれには伊吹萃香の記憶が少なからず影響している点があるようだ。 『神便鬼毒酒(しんべんきどくしゅ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 人が飲めば千人力の薬となるが、鬼が飲めば飛行自在の神通力を失うという神秘の酒。 アサシンが持つ伊吹瓢の酒を、更に変質させて盃に満たす事で使用出来る。 源頼光が酒呑童子を討伐する際に神から授けられ、これを飲んだ酒呑童子は毒により動けなくなる。 鬼に属する存在が摂取するとすべてのランクがDランクまで低下し、魔術の類が封じられる。 一方で純粋な人間が摂取すると、身体能力だけならサーヴァントと相対する事も可能となる。 但しどちらも効力は短時間の上、人間が摂取すると大きな副作用を齎す事となる。 【人物背景】 平安の京で暴虐を尽くした最凶の鬼頭領。 正面切り我が道を往くことを信条とし、神便鬼毒酒による謀で源頼光に討たれた時は 「情けなしよと客僧たち、いつわりなしと聞きつるに、鬼神に横道なきものを」と恨み言を投げかけた。 または幻想郷に住まう、幻想と思われいた鬼種のひとり。 宴会が減った事を不満に思い、能力を使って宴会が繰り返される異変を引き起こした。 アサシンはその両方の性質が混ざった特殊な存在。 正確に言えば「伊吹萃香」として召喚され、そこにサーヴァントとしての性質として 「酒呑童子」が交じり合ったという形になっている。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの「義」を導く 【マスター】 クリステイアーネ・フリードリヒ@真剣で私に恋しなさい! 【マスターとしての願い】 殺し合いを止める。 【weapon】 レイピア 競技用のレイピア。フェンシングを嗜むクリスは常にこれを携帯している。 【能力・技能】 人間としては非常に高い戦闘能力を誇り、武術の達人程度では相手にならない。 素手のみによる格闘術も当然備えており、人間としては相当に強い部類である。 が、川神の武人の中ではそれほど格付けとしては高くはならない。 【人物背景】 川神市の仲良し集団「風間ファミリー」の新顔。ドイツ人。 正義を重んじるが勇敢な少女だが融通が聞かず、空気が読めない。 そのせいで仲間と衝突する事もあったが、過ちを認め反省して成長しつつある。 【方針】 聖杯戦争を止める方法の模索
https://w.atwiki.jp/cdmusic/pages/169.html
●さらばダスト惑星 Exit Planet Dust ●ディグ・ユア・オウン・ホール Dig Your Own Hole ●サレンダー Surrender ●カム・ウィズ・アス Come With Us ●プッシュ・ザ・ボタン Push The Button ●ウィ・アー・ザ・ナイト We Are The Night ●時空の彼方へ Further ●ブラザーフッド Brotherhood ●ノー・ジオグラフィー No Geography ●ブラザーズ・ゴナ・ワーク・イット・アウト Brothers Gonna Work It Out ●ベスト・オブ・ケミカル・ブラザーズ~シングルズ93-03 Singles 93-03 ●A Tribute To The Chemical Brothers
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/226.html
【2日目 某時刻】 【≪牙琉法律事務所≫】 褐色肌と銀髪の女が、法律事務所の窓から街を見下ろしていた。 見ようによっては、齢は十代くらいに見えるが、本来、肉体年齢としては成人に達している筈だった。 生前、『カナン』の名で呼ばれていたサーヴァント――『アサシン』。 それが、彼女だった。 好物のスティックシュガーを煙草のように咥えて、瞳に力を入れる。 そうすると、あらゆる感情が、彼女の瞳には視えるのだった。 窓の外を行きかう、サラリーマンも、女子高生も、客引きも……全てが何で出来ているのか。 彼女の眼が特殊というよりかは、彼女の『五感』全てが告げるのである。 両目に埋め込まれているのは、魔眼でも何でもない只の眼球でありながら、視界の外の情報や、数秒先の未来さえ視えてしまう。 それが彼女のサーヴァントとしての強みの一つだった。 「――」 “共感覚” それは、本来切り離されている筈の五感が全て繋がり、干渉し合う、特殊な能力だった。 現実には、数字の色が視えたり、音楽を聞けば情景がはっきりと浮かんだり……といった例が度々報告される。 芸術家や音楽家として名の知れた人間の中にも、この共感覚を持つ者は少なくない。 ただ、あくまで多くの共感覚者は、二つか三つの感覚を繋げているだけなのだが――アサシンは、五感全てを連結させる事を可能としていた。 それは、恐ろしいまでの情報処理能力であると言えた。 背後にいる人間が如何なる動きをしているのかさえ、彼女は、視覚以外の感覚で識り、補うようにして視覚に呼び起こす事が出来る。 常人が把握できないような情報も、彼女には容易く読み取る事が出来てしまうのだ。 この聖杯戦争においては、ここにいる誰が『紛い物』で、誰が『本物』なのかも、彼女は把握する事が出来た。 多少の集中が必要であったが、雑踏を行きかう人間の内に、『マスター』、あるいは、『サーヴァント』がいるとすれば、彼女はそれを看破出来るだろう。 あそこにいるのは似非の人間もどきだとか、ここにいるのが本当の人間だとか……。 アサシンのサーヴァントとしては、『マスター殺し』も行いやすい状況だ。 気配をかなり落とした別のアサシンでさえも、カナンは感知する事が出来るかもしれない。 それほど強力なのが、彼女の瞳だった。 「……駄目だ、マスター。ここにはいない」 ただ、問題がある。 ビルの一室を借りる形で経営されているこの場所だが、日本の街並みはそこまで見通しが良くないのだ。ビルの隣にはすぐビルがあるのが東京だった。 その上、人口が密集しすぎているばかりに、あまりに情報量が多すぎる。建物の内にも、多くの人間が通っている。 すぐに他のマスターを探し出す事は、彼女とて不可能であった。 以前、渋谷にも来た事があったが、それは友人の故郷だったという事情もある。友人を守らねばならないから、仕方なく日本で活動したのだ。 それもごく短期間の話で、遊びに行くくらいの目的しか持たないのが普通だった。 その時から思っていたが――本来、この日本という街は戦争向けに作られていない。 かつて、『鉄の闘争代理人』と呼ばれた傭兵でもあったカナンとしては、この東京で聖杯戦争などやらされるのは、全く不本意だ。 通常の英霊ならば、人的被害を及ぼさない方が難しい――そんな場所だった。 これはアサシン以外のサーヴァントも同条件だが、その全員がおそらく、大なり小なり息苦しさを感じるのではないかと思う。 事実、既に、『刺青のある男』という気になる人物に大量虐殺が行われている。 本来、おおっぴらに殺し合うべきではないサーヴァントたちが、これほど目立ってしまっているわけだ。 推察するに、それは戦争と何の関わりもないただの愉快犯的な殺戮にしか思えないが、早速、『聖杯戦争』としては綻びが見え始めている。 監督役や裁定者がいるならば、迅速に対応せねばならない事態だろう。 「そうでしたか。――いえ、言う通りに働いてくれてありがとうございます」 アサシンに返事をしたのは、彼女のマスターにあたる男だった。 この事務所の経営者でもあり、名の知れた弁護士でもある彼の名は――『牙琉霧人』。 気品のある金髪の縦ロールの髪型と、銀縁の眼鏡が、彼の能力に奇妙な説得力を持たせていた。 事実、今日の法曹界においては、「最高の弁護士」などとさえ謳われている。 今日は事務仕事が多い中で、アサシンは監視、霧人は本業という形で、時間を潰していた。 それ故に、霧人はアサシンの方を見向きもしない。 彼が話しながら見ているのは、いくつかの書類だった。 アサシンは、この男の事が別段好きでも無かったが、元々傭兵だった彼女は、好き嫌いで役目を買わない事は無かった。 この男が『聖杯を得ておきたい』と言ったのだから、アサシンは理由も聞かずにそれを受諾するしかできない。 それが、雇われて人を殺してきたアサシンのルールだった。 それ故、相手方のマスターがどんな人物なのか知るまでもなく、見つけ次第、弾丸をぶち込むしかない。 もし、アサシンを引き当てたのが別のマスターだったならば、その時は霧人に弾丸をぶち込んでいただろう。 「マスター、今日のニュースだが――」 「刺青のある男の話、ですか?」 「ああ。……何か少しでも情報があったら教えてほしい」 アサシンは、また何となく外を見ながら言った。 今は、視覚を切り替えて、普通の人間と何ら変わる事ない景色が見えるようにしている。 だから、今、アサシンの視界にあるのはただの雑踏だ。 それを見つめながら、少し面白がってもいた。 戦争の場所としては最悪だが、ただ人が集まっている場所としては、なかなか見ていて不思議な光景でもある。 「私には大した情報は入ってきませんよ。その手の情報が入りやすいのは検察官の方です」 「……そうか」 「まあ、一応、弟が検事ですが、もう疎遠ですからね。ここで会うつもりもありません。 ……いや、会ったとしても、彼が容易く情報を明け渡してくれる事もないでしょう」 アサシンは、霧人の方をちらりと見る。 彼の姿を見る時は、時としてアサシンも集中力を研ぎ澄まさねばならなかった。 それというのも、霧人には、時として、どす黒い『憎悪』の色が見えるのである。 今も、薄く黒い色が霧人に重なった。 それは、おそらく『弟』という言葉への憎しみ……。 彼の発する言葉や、微妙なしぐさから、アサシンは感情を読み通せた。 ただ、それを封じる術も霧人は知っているらしく、それがアサシンに不安を過らせる。 何としても隠し通しておきたい事が霧人にはあるらしい。 勿論、それを無視する術をアサシンは備えているのだが、この弁護士という職にある男に如何なる過去があるのかは少々気になった。 「――ただ、『刺青の男』は、やはり、サーヴァントと考えた方が良いという事ですかね」 「ああ。この街でそんな能動的な殺しを始めるのは、多分、魔術師やサーヴァントだけだ」 「なるほど。大がかりな事件がある割に、事件の件数も妙に少ないのは、そういう訳ですか」 「おそらくそうだ。感情のない人形は、傭兵や殺し屋でもない限り、『殺し』をしない」 「……」 「……ただ、気になるのはそんな事じゃないんだ。『刺青』という特徴が、少し気になる。――『男』ではないけど」 アサシンにとってそのニュースが目を引いたのは、ただ相手がサーヴァントだからという訳ではない。 刺青――それは、アサシンの左腕にも刻まれているのだが、同じく刺青が特徴の知り合いが一人いる。 その知り合いが、自分と同じく、この聖杯戦争に現界している可能性も否めないと思ったのである。 ただ、その人物が『女性』であるのが決定的な違いだ。 尤も、日本では少ないとしても、世界では刺青のある人間など珍しくも何ともない。 気にするだけ無駄だと思ったが、それでも、もしかすると、その人物がいる可能性も考えうるので、刺青のサーヴァントはアサシンの興味を引いている。 「わかりました。その事件の資料を、後で警察から受け取っておきましょう」 「出来るのか?」 「簡単な事ですよ。 事件の情報が勝手に入って来るのが検察、自ら得ようとしなければ情報を得られないのが弁護士……それだけの違いなんです」 「……なるほど」 「それに、私はこれでも警察関係者にも顔が利きますから」 霧人は、眼鏡の奥で不気味に笑って、そう云った。 何か妙な含みのある言い方で、それは、霧人の裏の顔をアサシンに確信させるに充分であった。 それは、サーヴァントにとっては、何の関係もない話かもしれないが――。 【クラス】 アサシン 【真名】 カナン@CANAAN 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B 【クラス別スキル】 気配遮断:B 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【固有スキル】 共感覚:A+ 本来独立している筈の『五感』が全て同時に機能している、アサシンの特異体質。 文字に色がついていたり、音が形として見えたり、人間の感情を察知したりといった事が可能。 その為、『気配感知』や『千里眼』のスキルも、このスキルに内包する。 更に、アサシンは予知に近い数秒未来の出来事までこのスキルで読む事が出来る。 仕切り直し:A 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 心眼(偽):C 直感・第六感による危険回避。 虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 【宝具】 『鉄の闘争代行人(テツノトウソウダイコウニン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~100人 ウーアウイルスによって人為的に齎されたアサシンの驚異的な身体能力や共感覚と、これによる闘争活動から得たアサシンの戦場での逸話。 自身の『共感覚』をフル稼働させる事により、一帯の戦闘区域や敵の位置を完全把握する事が出来、それにより、全く土地勘のない場所でも地形を余す事なく生かした戦闘が可能となる。 その為、アサシンがこの宝具を用いて戦闘を開始した瞬間、初見の区域であっても、アサシンはその場で多角的な『先読み』が出来るようになり、殆ど直感で周囲を最適かつ自在に移動する。 一見すると彼女の視界に入っていない物体や事象も、彼女は嗅覚や聴覚からそれを把握し、その場全ての配置や動きをほぼ完璧に読み取り、脳内で瞬時に処理し、判断する。 また、アサシンの身体能力や戦場における知性そのものが異常に高く、その場にある武器の最適な使い方を共感覚を用いずとも理解し、駆使できる。 まさしく、五感全てが連結した共感覚と、身体能力や情報処理能力などが全て詰め込まれた、完全なる戦闘倫理。逃走の際にも用いる事が出来る。 ただし、「殺意を消す」、「気配を消す」、「感情を心の奥底に閉じ込められる」といった相手や、過度の感覚妨害は苦手とし、そうした相手には宝具を用いる事が苦手となる。 【Weapon】 『ベレッタPx4ストーム』 『ナイフ』 【人物背景】 鉄の闘争代行人と呼ばれるフリーランスの傭兵。 かつてウーア・ウィルスで全滅した中東の村の生き残りであり、抗ウィルス剤なしで症状を耐えきった初めての人物。 その結果、元々持っていた『共感覚』が大幅に強化され、五感を全て同時に使用する事ができる。 NGOの夏目に依頼され宿敵、アルファルド・アル・シュヤが率いる組織「蛇」との戦いに臨む。 以前、中東で出会った大沢マリアという女性に深い友情を感じている。 【サーヴァントとしての願い】 なし。 単なる雇われの戦争屋のようなもの。 【方針】 マスターの為に聖杯を得る方針。 まずは、他のマスターを探索する事と、『刺青の男』の調査を行いたい。 霧人に対しては不信感も大きいが、自分は雇われたものとして、感情が許す限り任務を全うする。 【マスター】 牙琉霧人@逆転裁判4 【マスターとしての願い】 聖杯の獲得。 【weapon】 なし 【能力・技能】 「法曹界でもっともクールな弁護士」、「現在の法曹界で最高の弁護士」などと言われる天才的な弁護士になれる実力があるらしい。 念動力で証人が捨てた物を浮かせたり、髪の毛を逆立てたりといった事が可能。 ポエムを詠む事ができる。 あんまり出てこない「黒いサイコロック」を発動する事も可能。 【人物背景】 32歳。職業は弁護士。 「法曹界でもっともクールな弁護士」、「現在の法曹界で最高の弁護士」などと言われる天才的な弁護士であり、主人公・王泥喜法介の師匠でもある。 また、歴代シリーズの主人公である成歩堂龍一の親友でもあり、牙琉響也の兄でもある。 優雅な立ち振る舞いで一見すると冷静だが、実はプライドが高く、自身のプライドが傷つけられると根に持つ模様。 その為、「逆転裁判4」においては、「プライドが傷つけられた」と短絡的な動機で他人を殺した後、「法の抜け穴」を利用して他者を欺いてきた。 しかし、最後には、弟子や親友や弟の突き付けた真実と、大衆の民意に敗北する。 作中最終回での逮捕後は、おそらく死刑判決を受ける可能性が高く、実質的には死刑待ち状態からの参戦。 【方針】 聖杯狙い。 聖杯によって、自らに課された罪を消し去り、自身の刑を回避する。 ただし、自身の内面は厳重に秘匿しておき、サーヴァントにも目的を隠したまま聖杯戦争に臨む。 仕事をこなしつつ、『刺青の男』の調査も行っておきたい。 【備考】 この世界では、牙琉弁護士事務所で一人で働いています。 また、霧人の感情はカナンにも見えづらいようです(「黒いサイコ・ロック」などを発動できる影響)。 候補作投下順 Back このロクでもない戦争から生還を! Next 魂の彷徨
https://w.atwiki.jp/quatropiliastro/pages/93.html
(聖杯戦争…) 巻菜が記憶を取り戻した刹那、左手に痛みが走る。 記憶を取り戻す直前、巻菜は某ファストフード店に簡単な昼食を摂るために入っていた。 幼い頃に幽霊を見て、"悪魔憑き"として扱われた自分だが、こんな出鱈目な現象に巻き込まれるとは夢にも思わなかった。 陣取った2階の一角から改めて街並みを眺めてみるが、支倉市のそれとはやはり雰囲気が違う。 仮想空間らしいが腰かけた椅子の感触も、口に運んだバーガーの味も現実味に溢れていた。これらが全てデータの集合とは恐れ入る。 巻菜はそこまで考えて、ふと寄る辺ない気持ちになった。 居心地の悪さが瞬く間に存在感を増していき、店内に屯する客や店員から後ろ指を差されている様な錯覚に陥る。 巻菜は弾かれたように立ち上がると、所持品を収めたデイパックだけは忘れず持ってトイレを目指した。 ―まずい!まずい! 記憶を取り戻した拍子に仮面が外れてしまっている。早く顔を着け直さなければ。 「私」が私のままだと破滅してしまう。 トイレに急いで向かう途中、こちらに歩いてきた男性客に危うくぶつかりそうになった。 「ッ!?あっぶねぇな…!」 「あぁっ!?」と男は叫ぶと巻菜をキッと睨みつけた。まもなく遠ざかる巻菜から視線を外し、ぶつぶつと何事か小声で呟きながら客席に歩いて行く。 床を踏みしめる足音には走り去った女性客への怒りが籠っていたが、追いかける気はないらしい。 男の罵声を受けた巻菜の胸中に重苦しい物が広がる。鼻に辛いようなツンとした感覚が立ち昇り、視界が潤んだ。 やはり「久織巻菜」のままでは駄目だ。この程度の距離を移動することすら上手く出来ない。 トイレに辿り着くと巻菜は音を立てて扉を開け、中に入り込んだ。 鍵をかけた女性用トイレの個室内で身を屈めると、「久織巻菜」から蓄積しておいた"顔"に切り替える。 支倉で"悪魔憑き"の能力を磨いていたのが幸いした。ふぅ、と一息ついた巻菜の脳裏に、張りのある男の声が響く。 ≪記憶を取り戻したようだな、小娘≫ (誰…?) 怪訝に思った巻菜だったが、記憶を手繰るうちに答えにぶつかった。 ――サーヴァント 自分がまきこまれた聖杯戦争において、手を組む相手。 巻菜から魔力を吸い上げる事で敵と戦い、左手に宿った「令呪」によって、3回だけどんな命令でも実行させられる存在。 戦力の確認はしておきたいが、ここで実体化させるのは不味い。 万が一敵マスターが近くにいたら狙い撃ちにされるかもしれないし、何より男性らしいサーヴァントと個室で二人きりになるのは遠慮したかった。 巻菜はサーヴァントに霊体化したままついてくるよう促すと、トイレから退出。 荷物を背負い直すと先刻まで座っていた席に向かい、テーブルに鎮座する食べかけのハンバーガーセットを素早く処理して店を出た。 繁華街から河川敷に場所を移し、巻菜は川を横切る架橋下に身を隠す。 それなりに時間が経過し、日が少し傾いている。周囲に人気が無いことを確認すると、巻菜は従者に実体化するよう念話を飛ばす。 間も無くするとサーヴァントの姿が露わになった。 座り込んだ巻菜の隣に現れたのは、青とグレーの迷彩柄の戦闘服に身を包んだ大男。 さらに晒した顔や両腕にペイントが塗られている。薄い色の肌を青いラインが幾つも横切っている様は人型の虎のようだ。 「えーっと、アサシン?…でいいですか?」 一つ頷き、青の偉丈夫はつまらなそうに巻菜を見下ろす。 厳つい顔は人形のように左右対称であり、短く刈った髪は青く、瞳も同様だった。 「真名はテレンス・E・ベックという。覚えておけ」 堂々とした名乗りを受けた巻菜も頷き返す。 ただし、彼のような男には「まだ」化ける事は出来ないので、頭の片隅に留めておくだけにしておいた。 巻菜は腕を組んで立つアサシンに目を注ぐ。 「なんだ?」 男の険しい目つきに怪訝の色が浮かぶ。 「青いペイントは珍しいなぁ…と思って。軍人さんですよね?」 巻菜はにっこりと微笑んで、アサシンに問いかける。 着用しているベストにはポーチがいくつも取り付けられ、ボディスーツも色は派手だが巻菜が見る限りでは丈夫な生地で作られているらしいのが見て取れた。 そしてアサシンは腕を組んだまま、機械のように巻菜の一挙手一投足を観察している。警戒心が眼の中にありありと浮かんでおり、不審な動きを見せれば即座に対応するつもりだろう。 それらの要素から推察した巻菜だったが確証は得ておらず、あくまで見たままの印象を口にしただけに過ぎない。 「…これは迷彩ではない。トライブカラーのマーキングだ」 厳つい顔のまま、アサシンは返す。言い終わったアサシンは極僅かに目を見開いた。 「トライブ?」 巻菜は首を傾げた。知っている限りなら、部族…一族といった意味のはずだ。 カラーギャングやスポーツチームなど、ある種の集団がグループの個性を表現する色を身につける事は珍しくない。 トライブを集団を指す単語と仮定すると、アサシンが一集団に属していた事が推測できる。 彼の堂々とした立ち姿は暗殺者として闇に紛れるより、部下に指示を飛ばしている方が似つかわしい。 生前は一集団のリーダーか、それに近い立場だったのかもしれない――巻菜は見当をつけた。 「暇が出来たら話してやる」 「そうですか…まぁ、今後の事について話すのは、もう少し落ち着いてからでいいと思いますし……まずは泊まれる場所を探しましょう」 巻菜は大儀そうに立ち上がると先程まで抱えていたデイパックを背負い、アサシンを見上げた。 「いいだろう」 アサシンはデイパックにちらと視線を向けると、巻菜に背を向けて実体化を解き始める。 彼は霊体化が完了するまでの短い時間、頭上に差し渡された橋によって小さくなった青い空をしみじみと見上げていた。 アサシンの霊体化を見届けた巻菜は架橋の陰から日光の下に歩み出る。周囲には依然として人影はない。 二日三日はホテル泊で問題あるまい。その間に旅行者の様な顔で街を探索して、適当な"誰か"か"何処か"を見つければいい。 決まった役割を割り当てられていないので時間だけは十分ある。 思案しながら歩を進める巻菜の一日は、頭上を流れる雲のように緩やかに過ぎていった。 【クラス】アサシン 【真名】バロン・オメガ(テレンス・E・ベック) 【出典作品】DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー 【性別】男 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具A ラーヴァナ(紫) 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A ラーヴァナ(白) 筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 後述の宝具を展開することで、この欠点を解消できる。 【保有スキル】 カリスマ:D 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 魔術:-(A) 通常は使用できない。 宝具を発動することで魔術を行使できる様になる。アサシンは強烈な攻撃魔法を一工程で発動させる。 喰奴:A 「悪魔化ウィルス」を照射された事でアートマが発現した者のこと。身体の何処かにアザが刻まれるのが特徴。 魂喰いを含む捕食行為によって、魔力を回復することができる。 保有者に高い身体能力を保証するが、覚醒中は常に飢餓感に苛まれるデメリットがある。 飢餓感は魔力を消耗するほど強くなっていき、NPCやサーヴァントを喰らって消耗を補わない場合、肥大化した飢餓感によって同ランクの狂化に匹敵する精神の変質を一時的に起こす。 暴走したアサシンは飢えを満たそうと敵味方問わず襲い掛かる。満足した時点で暴走は解除される。 【宝具】 『煉獄に吹け、烈の如く(タービュランス)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自身) 左肩に刻まれた印に意識を集中させる事で"ラーヴァナ"に変身する。 ステータスを専用のものに修正、魔術スキルを解禁する。発動にかかる魔力は少ないが、ステータスの向上や魔術スキルの使用が可能になった事で飢餓感が増大しやすくなっている。 くわえてラーヴァナは自分の姿を完全に消す能力を持っている。この透明化は人間態でも行う事が出来る。 透明化しているアサシンはBランク以上の千里眼や気配感知といった知覚系スキルを持っていない限り、捕捉することは出来ない。 また姿を消している最中にダメージを負った場合、透明化の解除などペナルティが課せられる。 平時は紫色の体表と6本の手足を持つ異形だが、腰に展開した外皮を着込むことで2腕2足の白い巨人に変形する。 この形態になると透明化が使用できなくなる代わりに、敵を暴走させる波動を照射できるほか、吹き荒ぶ暴風を発生させて周囲を薙ぎ払う事が可能になる。 【weapon】 無銘:ハンドガン 【人物背景】 「アスラプロジェクト」を推進した軍属の男性。 神から情報を引き出すテクノシャーマンの力に感嘆した彼は、兵士を強化する戦闘用AI「アスラAI」を作り出そうと試みる。 しかしプロジェクトの最中にテクノシャーマンの主治医であるサーフ・シェフィールドの暴挙が原因で神が狂ってしまう。 偶然、その現場に立ち会ってしまった彼は悪魔に変化したサーフに喰い散らかされて死亡。 その情報(魂)は神の元に帰ることなくジャンクヤードに流れ着き、彼はアスラAI「バロン・オメガ」として第二の生を得た。 トライブ"ブルーティッシュ"のリーダーとして戦いの日々を送っていたが、ジャンクヤード中に降り注いだ謎の光に貫かれてアートマを獲得する。 そして、自分を食い殺した男と瓜二つのアスラAI「サーフ」と対面した瞬間、前世を思い出した。 ジャンクヤードにて死亡した直後から参戦。 【聖杯にかける願い】 AI"バロン"ではなく人間"ベック"として受肉した後、地上に帰る。 【マスター名】久織巻菜(ひさおり まきな) 【出典】DDD 【性別】女 【Weapon】 なし。 数十万円の現金、保険証・印鑑など個人証明、数着の着替え、転出届などをデイパックに詰めて所持。 【能力・技能】 「A異常症」 特殊な精神病。正確にはアゴニスト異常症という。通称"悪魔憑き"。 軽度の場合は感情がコントロールできなくなり、重度になるとトラウマを克服する身体機能「新部」が形成される。 患者は常人には持ち得ない能力を発揮できるようになるが、その分通常組織に負荷を掛けてしまう。 巻菜は顔の皮膚・筋繊維が変質しており、表情を自由に作る事が出来る。 入院時より成長したことで女性限定なら3人まで"顔"の切り替えを蓄積でき、体型を変える事すら可能になった。 ただし、依存性の強さと主体性の薄さから他人の真似をしないと生きていけない為、常に"誰か"を装う生活を続けなければならない。 「人間観察」 ずば抜けた解析力と学習力。 対象となる他人をじっくりと観察し、生活習慣、成績、趣味嗜好、口調、運動レベル、雰囲気を模倣することで対象に成り切る。 【ロール】 市外から流れ着いた失踪人。 【備考】 巻菜は会場内に拠点を持っていません。 住居を持つ場合は然るべき手続きを踏むか、他人のパーソナリティを奪わなければなりません。 以降、他人と接触する際はよほどの事情が無い限り、別の名前を名乗ります。 【人物背景】 オリガ記念病院の元患者。 神童と讃えられたほどの天才児だが癇癪持ちであり、物の加減を知らない。一度やると決めたら納得いくまで続ける。 際限なく教材を買い集め、覚えたら燃やして処分するという学習法を続けた結果、家計を圧迫。 ある日、家族と何気ないやり取りをきっかけに自分が疎まれていることに気付く。 家族との仲を修復することは結局叶わず、彼女は間も無くパーソナリティを喪失。自発的に何かをする事が出来なくなった。 母の何気ない一言で弟・伸也の「全て」を真似て、伸也の立ち位置を乗っ取った巻菜は巧妙に計算した上で、伸也を使って両親を殺害。 仕上げに自分も身を投げる事で弟に罪を擦り付けたが、A異常症の診断を受けてオリガに収容された。 【聖杯にかける願い】 永遠に使える「顔」を手に入れる。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/192.html
【向日葵のアサシン】 『此度も拙僧を呼んで下さるとは』 クラス:アサシン マスター:はるひ 真名:不明平井権八(ヒライゴンパチ) 性別:不明女 属性:不明混沌・悪 ステータス:筋力■A 耐久■D 敏捷■A 魔力■E 幸運■E 宝具■EX クラス別スキル:気配遮断■B 固有スキル: 不明 【百三十の辻斬り:EX】 強盗と辻斬りを繰り返し130もの犠牲者を出したアサシンの剣術。 人間・人間型の英霊に対して与えるダメージが増す。 宝具: 不明 【素性隠しの僧衣(ふけしゅうとうしょうじ)】 追手の追跡を躱す為に逃げ込んだ寺で得た僧衣。 この宝具で身を包んでいる間アサシンの情報は全て隠匿される。 隠匿中は実際のステータスよりも能力が低下する。 【解説】 ステータスから真名、スキルも宝具も一切が隠された状態の虚無僧。 話しかければきちんと答えるが声も男女の判別すら出来なくなっている。 前回の戦いで一度正体を曝しているが宝具の都合上また正体を隠している。 聖杯への願いも不明。 正体は130人もの人間を殺めた辻斬り。 聖杯への願いは『自分の刑死後に自分を追って死んだ親友の魂の救済』。